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夏の星座

夏の夜空を代表する星座は5つ。そのうちの3つは天頂から北の空に見られるわし座・こと座・はくちょう座で、あとの2つは南の地平線近くに見られるさそり座・いて座です。これらをまとめて、次のような短歌の形式で覚えます。

  わしこと  向かい合う川  はくちょうは  南をむいて、  さそり赤々」

はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルを結ぶと「夏の大三角」になります。 なお、ベガおりひめ星、 アルタイルひこ星です。 また、さそり座のアンタレスは、赤くかがやく一等星として覚えておきます。 いて座の方向には、わたしたちの太陽系が属する天の川銀河の中心があり、天の川がひときわ濃くかがやいて見えます(都会で見るのは無理ですが…)。



  ☆さそり座

  *一等星はアンタレスで、赤色。さそ
     りの心臓にあたる。
  *赤色の星の表面温度が低く、約
     2500〜3000度。
  *アンタレスとは、火星の敵という意
     味(火星は太陽光を反射して赤く
     かがやいて見える)。
  *赤くかがやく恒星の多くは「赤色巨
     星」とよばれるもので、年老いて膨
     張し終末期を迎えている。アンタレ
     スの直径は、太陽のおよそ230倍
     と考えられている。

  ☆こと座

  *一等星はベガ。色は白で、七夕伝
     説の「おりひめ星」。
  *白い星は表面温度が高い方で、
     10000度〜15000度。
  *今から1万年ほどたつと、ベガが
     北極星になる予定(地球の自転
     軸の真上にくる)。
  *基本的には夏の星だが、冬至のこ
     ろでも日没後の北西の空と日の出
     前の北東の空にわずかな時間だ
     が見ることができる。

  ☆はくちょう座

  *1等星はデネブ。色は白。
  *北の空に大きな十字形をえがく
     ので「北十字」とも呼ばれる。
  *デネブは一等星としては暗い方
     だが、これは太陽系から遠いた
     め(約1500光年)で、本当は大
     きくてとても明るい星である。
 

  ☆わし座

  *一等星はアルタイル。色は白で、
     七夕伝説の「ひこ星」。
  *夏の大三角は、細長い二等辺三
     角形をえがくが、アルタイルはそ
     の頂点にくる星。
  


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